BodyParts3D/アナトモグラフィ(Anatomography)でできること
アナトモグラフィを用いて、公開可能な人体の三次元モデルを組上げることができます。
用例
データマッシュアップの例 :地理的臓器別がん統計の表現
アナトモグラムをグーグルマップとマッシュアップした例です。
各アナトモグラムは、NCIが公開しているCancer Mortality Maps & Graph
から取得した米国各州のがん種(臓器)別の死亡率(1970年から94年までの75歳以上白人男性100,000人あたりの年間死亡数)を表示しています。
オリジナルのマップは、特定の1種類のがん死亡率の地理的分布しか表現できませんが、
以下の地図では、臓器分布と地理的分布の両方を1枚の地図でコンパクトに可視化できます。
また、人口密度マップ(Gridded Population of the World (GPW))を重ね合わせることにより、
がん死亡率と人口密度に相関があることもわかります。
さらに、アナトモグラムをクリックすると吹き出し中に拡大動画とリンクが表示され、リンクをクリックするとアナトモグラフィーエディタが起動します。
そこでは特定の臓器にズームしたり、視点を変えたりしながら、前立腺のような小さな臓器や腎臓のような背側の臓器の発現量を確認できます。 (data mush-up by Nobutaka Mitsuhashi) 器官別遺伝子発現マップ
器官別遺伝子発現データベースである
ヒト統合ボディーマップ
の発現データ(遺伝子Hs.486304をiFALPで測定)をBodyParts3Dにマッピングし、ヒートマップを作成した例です。 |